がんせん 願船 衆生を救って浄土に至らしめる阿弥陀仏本願を船に喩える語。 大願の船などともいう。 「行巻」 には 「大悲の願船に乗じて光明の広海に浮かびぬれば」、 ¬正像末和讃¼ には 「大願のふねに乗じてぞ 生死のうみにうかみつつ」 とある。