ねんぶつおうじょう 念仏往生 諸行往生に対する語。 阿弥陀仏より選せん択じゃく回向された名号を信じ称えて浄土に往生すること。 第十八願の教え。 ¬一多文意¼ には 「浄土真宗のならひには、 念仏往生と申すなり」、 ¬御消息¼ 第26通には 「念仏往生とふかく信じて、 しかも名号をとなへんずるは、 疑なき報土の往生にてあるべく候ふなり」 とある。 →至心信楽の願、 念仏、 大行。