とうえんめい 陶淵明 (365-427) 中国、 東晋から劉宋代の詩人。 陶潜ともいう。 没落した貴族の出身で、 不遇のまま官を辞した際に 「帰去来辞」 をつくった。 その中にある 「帰去来」 という語は、 もとは故郷に帰る決意を述べたものであるが、 善導は 「定善義」 では浄土に生まれたいという意で用いている。