しょう 諸有 あらゆる、 すべての意。 親鸞は第十八願成就文にある 「所有衆生」 を、 「信巻」 では 「あらゆる衆生」 と読んでいる。 また、 ¬浄土和讃¼ には 「十方所有の衆生は」 とあり、 「国宝本」 左訓には 「あらゆる。 諸有は二十五有の衆生といふ。 われら衆生は二十五有に過ぎて生まるるといふこころなり」 とある。 →二十五有。