しんこう 心光 色光しきこうに対する語。 智光・内光ともいう。 大智大悲仏心をもって念仏衆生摂取する光明のこと。 「正信偈」 には 「摂取の心光、 つねに照護したまふ」、 ¬銘文¼ には 「この真実信心をえんとき、 摂取不捨の心光に入りぬれば、 正定聚の位に定まるとみえたり」 等とある。 また、 親鸞は 「信巻」 に現生十種の益を明かすなか、 「心光常護の益」 を挙げている。