さんだん 讃嘆(歎) ❶仏や菩薩などの徳をほめたたえること。 天親てんじんはこれを ¬浄土論¼ で五念門の一つに挙げて阿弥陀仏の名を称することとし、 これをうけた曇鸞は ¬論註¼ に 「称彼如来名といふは、 いはく無礙光如来の名を称するなり」 (信巻引文) と示している。 善導は五正行の一つに讃嘆供養正行を挙げている。 →大行。 ❷法話。 法談。