おうごん 往覲 往きてまみえるという意で、 浄土往詣おうげいして阿弥陀仏を見たてまつることをいう。 ¬讃弥陀偈¼ に 「菩薩無数にしてみな往覲す」 とある。 ¬浄土和讃¼ には 「自余の九方の仏国も 菩薩の往覲みなおなじ」 とあり、 「文明本左訓には 「往生し仏をみたてまつる」 とある。