からくらちゅう 迦羅求羅虫 身は小さいが風を得ると大きくなり、 すべてをのみこむという虫。 もとは ¬大智度論¼ に出る。 ¬論註△¼ では、 浄土に往生した衆生が出世の善根を成就して正定聚に入ることができる不思議さを、 身の小さい迦羅求羅虫が風を得て大きくなることに喩えていう。