じょうどへん 浄土変 浄土の変相の意。 変相とは経典などの所説を絵像に変ずるということで、 菩薩や浄土のありさまをあらわした図絵や彫刻のことをいう。 ¬観念法門¼ には 「浄土荘厳の変」 として出る。 中国では善導が西方浄土変相図をみて浄土教に帰するなど、 唐代に盛んになったという。 日本では観経変相図のたい曼荼羅 (奈良当麻寺蔵) が有名である。