ほんがんのしょうき 本願の正機 阿弥陀仏の本願の正まさしくめあて (対象) となる者のこと。 ¬口伝鈔¼ 第17条には 「なかなか愚かにつたなげなる煩悩成就の凡夫にて、 ただありにかざるところなきすがたにてはんべらんこそ、 浄土真宗の本願の正機たるべけれと」 とあり、 煩悩成就の凡夫を正機と述べている。