えにゅう 回入 ❶自力をひるがえして、 本願に帰入すること。 「正信偈」 には 「凡聖・逆謗斉しく回入すれば」 とある。 ❷生しょう死じの世界へめぐり入ること。 ¬高僧和讃¼ には 「還相の回向ととくことは 利他教化の果をえしめ すなはち諸有に回入して 普賢の徳を修するなり」 とある。 →利他教化地。 ❸第十九願の法門 (要門) から第二十願の法門 (真門) に入ること。 「化身土巻」 には 「善本徳本の真門に回入して」 とある。 →三願転入。