ぞうどく 雑毒 三毒の煩悩がまじっていること。 「信巻」 には 「この虚仮雑毒の善をもつて無量光明土に生ぜんと欲する、 これかならず不可なり」、 ¬正像末和讃¼ には 「悪性さらにやめがたし こころは蛇蝎のごとくなり 修善も雑毒なるゆゑに 虚仮の行とぞなづけたる」 とある。