ぞうばらびんだらじごく 曽婆羅頻陀羅地獄 仏智疑惑のものが堕する地獄をいう。 ¬浄土和讃¼ には 「衆生有礙のさとりにて 無礙の仏智をうたがへば 曽婆羅頻陀羅地獄にて 多劫衆苦にしづむなり」 とあり、 「国宝本」 左訓には 「無間地獄の衆生をみては、 あら楽しげやとみるなり。 仏法を謗りたるもの、 この地獄に堕ちて八万劫住す。 大苦悩を受く」 とある。