たいき 対機 教えを受ける対象、 説法の相手のこと。 「散善義」 には聖道の諸経と浄土の経とに四つの別があることを示して 「仏かの経を説きたまふ時は、 処別・時別・対機別・利益別なり」、 ¬口伝鈔¼ 第15条には 「¬大無量寿経¼ は、 法の真実なるところを説きあらはして、 対機はみな権機なり」 などとある。 →対機説法