しちそしょうぎょう 七祖聖教 七高僧の著作を集成したもの。 龍樹の ¬十住毘婆娑論¼ (易行品)、 天親てんじんの ¬浄土論¼、 曇鸞の ¬往生論註』¬讃阿弥陀仏偈¼、 どうしゃくの ¬安楽集¼、 善導の ¬観経疏¼ ¬法事讃¼ ¬観念法門¼ ¬往生礼讃¼ ¬般舟讃¼、 源信の ¬往生要集¼、 法然の ¬せんじゃくしゅう¼ が収められている。 寛政11年 (1799) に長円寺蔵版が刊行され、 のち文政9年 (1826)、 本願寺派本願寺がその版木を入手、 以後本願寺蔵版として広く流布するようになった。