しんぬ 親友 親しい友のこと。 親鸞は、 ¬大経¼ 「往覲偈」 に 「法を聞きてよく忘れず、 見て敬ひ得て大きに慶ばば、 すなはちわが善き親友なり」 と説かれていることについて、 ¬正像末和讃¼ に 「他力の信心うる人を うやまひおほきによろこべば すなはち我が親友ぞと 教主世尊はほめたまふ」 と述べており、 釈尊他力信心をえた者を称讃した語と見ている。 また、 善知識と同意に用いられることもある。