さんしょうけ 三精気 3種の精気の意で、 もののうちにひそむすぐれた3種の力のこと。 ①地の精気 (五穀をみのらせる大地のすぐれた力)、 ②衆生の精気 (生きとし生けるものの持つ生命力)、 ③正法の精気 (仏・法・僧の三宝の持つ功徳力) の三。 ¬大集経¼ には 「三宝の種を断たず、 三精気を増長し」 (化身土巻引文) と説かれている。