らんそう 乱想 散乱した想い・心のこと。 煩悩のことをいう。 「定善義」 には 「波浪といふはすなはち乱想の煩悩に喩ふ」、 ¬持名鈔¼ には 「一切の仏土はみないつくしくきよけれども、 凡夫の乱想おそらくは生じがたし」 とある。