おどりねんぶつ 踊念仏 ❶称名念仏しながら踊り回ること。 空也によって始められたと伝えられ、 一遍の開いた時宗で行われて、 浄土真宗の門徒にも影響を与えた。 ❷浄土真宗における異義の一つ。 ¬大経¼ に 「歓喜踊躍」 とあることなどから、 おどりあがるほどの歓かん喜ぎがなければ、 信心を得たとはいえず往生できないなどと説く。