にゅうさい 入西 親鸞の門弟。 常陸国の住。 ¬御消息¼ 第43通△にその名が見える。 また ¬御伝鈔¼ 上巻8段△によれば、 親鸞は入西房の希望を酌んで、 定禅法橋に自らの影像を描かせたという。 一説ではこの入西房は常陸国大門 (現在の茨城県常陸太田市) の道円のこととされる。