めつじょやく 滅除薬 毒を除き滅する薬のことで、 念仏のはたらきを喩えていう。 もとは ¬首楞厳経¼ の説で、 ¬論註¼ には 「滅除薬の鼓を聞けば、 すなはち箭出け、 毒除こるがごとし」 (信巻引文) とある。