めつど 滅度 涅槃のこと。 度はわたるの意で、 生しょう死じの苦を滅して彼岸にわたるからこのようにいう。 ¬正像末和讃¼ には 「真実報土の正因を 二尊のみことにたまはりて 正定聚に住すれば かならず滅度をさとるなり」 とあり、 「国宝本」 左訓には 「大般涅槃なり」 とある。 →補註2。