こううん 光雲 阿弥陀仏の光明のこと。 その光明のはたらきを、 すべてのものに雨のめぐみをもたらす雲に喩えていう。 ¬讃弥陀偈¼ に 「光雲無礙にして虚空のごとし」 とある。 また ¬浄土和讃¼ には 「光雲無礙如虚空 一切の有礙にさはりなし」 とあり、 「文明本」 左訓には 「ひかり雲のごとくしてさはりなきこと虚空のごとし」 とある。