けもん 仮門 真実に導くために仮かりに設けられた法門・教法 (権化方便の教え) のこと。 聖道門・要門・真門をいう。 「化身土巻」 には 「門余といふは、 門はすなはち八万四千の仮門なり、 余はすなはち本願一乗海なり」、 「久しく万行諸善の仮門を出でて、 永く双樹林下の往生を離る」 等とある。