じゅうろくせんじゃく 十六選択 親鸞が選択の意義を十六に分けて示したもの。 ¬愚禿鈔¼ に、 ¬大経△¼ における法蔵菩薩の選択本願・選択浄土・選択摂せっ生しょう・選択証果、 世せ饒にょう王おう仏ぶつの選択本願・選択浄土・選択讃嘆・選択証誠しょうじょう、 釈迦如来の選択弥勒付属、 ¬観経△¼ における釈迦如来の選択功徳・選択摂取・選択讃嘆・選択護念・選択阿難付属、 韋提夫人の選択浄土・選択浄土の機の十六が上げられている。 →八選択。