じゅうにょらいしょう 従如来生 阿弥陀仏が一如よりかたちを現して、 報身、 応身、 化身などのすがたを示すこと。 「証巻」 に 「弥陀如来は如より来生して、 報・応・化、 種々の身を示し現じたまふなり (弥陀如来従如来生示現報応化種種身也)」 とある。 また ¬大経¼ では、 一如のさとりを得たものが、 その境地を人々に正しく解説するという意を、 「如より来生して法の如々を解り、 よく習滅の音声の方便を知りて世語を欣はず (従如来生解法如如善知習滅音声方便不欣世語)」 と説いている。