じょうぜん 定善 散善に対する語。 心を一つの対象に集中し、 雑念を払い心を凝らして仏・浄土などを観察かんざつする行のこと。 「玄義分」 には 「定はすなはち慮りを息めてもつて心を凝らす (定即息慮以凝心)」 (化身土巻引文) とある。 →十六観。