いんどう 引導 案内すること。 ❶教え導いて仏道に引き入れること。 ¬述文賛¼ には 「五眼を導師の行と名づく。 衆生を引導するに過上なきがゆゑに」 (教巻引文) と、 人々を導くのに仏にそなわる五ご眼げん以上のものはないことが示される。 ❷葬儀の際、 導師の法語・作法などによって死者を浄土へ導く儀式をいうが、 浄土真宗ではこれを用いない。