ほうう 法雨 仏の教えがすべての衆生を仏果に至らせることを、 雨があらゆる生物に恵みを与えて成長させることに喩えた語。 ¬大経¼ には 「法雨を澍ぎ」 と説かれ、 ¬御伝鈔¼ 上巻8段には 「あまねく甘露の法雨をそそぎて、 はるかに枯渇の凡惑を潤さんがためなり」 とある。