ほうおうにょらいしょうきぼん 法王如来性起品 ¬華厳経¼ (六十華厳) の一章。 あらゆる現象は真如ほっしょう性起したものであると説く。 曇鸞は ¬論註¼ において阿弥陀仏浄土は真如法性の顕現したものであるという意を示すためにその名を出し、 親鸞はそれを 「真仏土巻」 に引用して、 如来の身・口・意のはたらきはすべて法性の顕現にほかならないことを示している。 →性功徳