ほうに 法爾 ❶自ずからあるがままにあること。 大乗仏教において究極的な真理をあらわす語として用いられる。 法ほっ性しょうと同義語。 ❷本願の法則として、 そのようにあらしめるということ。 ¬正像末和讃¼ には 「法爾といふは、 如来の御ちかひなるがゆゑに、 しからしむるを法爾といふ」 とある。 →自然法爾。