ほっきじょ 発起序 経典の序分のなか、 その経が説かれる由来・因縁を述べる部分のこと。 別序ともいう。 善導は 「序分義」 に 「二には 「一時」 より下 「云何見極楽世界」 に至るこのかたは、 まさしく発起序を明かす」 といい、 ¬観経¼ 序分について 「如是我聞」 以外を発起序とする。 →化前序、 観経六縁。