ひがんえ 彼岸会 讃仏会ともいう。 毎年春分・秋分の日の前後7日間にわたり勤修される法要。 日本で始まった仏教行事といわれ、 各宗で修行をするのによい時節として勤められている。 浄土真宗では、 仏徳讃嘆、 仏恩報謝の法要であり、 時節を定めて念仏修行を期するものではないとされる。 ¬改邪鈔¼ 第11条には 「二季の彼岸をもつて念仏修行の時節と定むる、 いはれなき事」 とある。 本願寺派本願寺では、 21代明如の時に讃仏会と呼ばれていた時期があったが、 現在は春季彼岸会および秋季彼岸会と称して、 毎年3月および9月にそれぞれ勤修される。