ぎゃくとく 獲得 えること。 「信巻」 別序に 「信楽を獲得すること」 などとある。 なお、 ¬正像末和讃¼ に収録されている 「自然法爾章」 では、 「獲得名号」 について 「獲の字は、 因位のときにうるを獲といふ。 得の字は果位のときにいたりてうることを得といふなり」 とあり、 「獲」 をいん、 「得」 を果位に分けて解釈されている。