ぐんもう 群萌 一切衆生を雑草が群がり生えているさまに喩えた語。 ¬大経¼ には 「群萌を拯ひ恵むに真実の利をもつてせんと欲してなり」 と説かれている。 親鸞はこれをうけて 「教巻」 に ¬大経¼ の大意を示す中、 「群萌を拯ひ恵むに真実の利をもつてせんと欲すなり」 と述べている。