ごせん 五山 五須弥山の略。 阿弥陀仏の白びゃく毫ごうのすぐれた容貌形相を、 須弥山を五つ合わせたほどであると喩えたもの。 ¬観経¼ に 「眉間の白毫は、 右に繞りて婉転して、 五つの須弥山のごとし」 と説かれ、 これを略して 「定善義△」 や ¬礼讃△¼ には 「五山」 とある。