ぶっとんほうしゃ 仏恩報謝 仏の大いなる恩に感謝して報いること。 浄土真宗では、 正しょう因いん決けつ定じょう後の称名念仏は仏恩報謝の行であるとされる。 ¬口伝鈔¼ 第16条には 「そののちの称名は、 仏恩報謝の他力催促の大行たるべき条、 文にありて顕然なり」、 ¬御文章¼ 2帖目第4通には 「ただ口につねに称名をとなへて、 かの仏恩を報謝のために念仏を申すべきばかりなり」 とある。 →称名、 称名報恩。