ぶっぽうりょう 仏法領 仏法の領分の意で、 阿弥陀仏より恵まれたものということ。 ¬御一代記聞書¼ 第308条には 「紙切れのおちて候ひつるを御覧ぜられ、 仏法領の物をあだにするかやと仰せられ」 とあり、 蓮如は廊下に落ちていた紙切れまでも阿弥陀仏よりめぐまれたものとしたという。