あいぞういじゅん 愛憎違順 愛は貪愛とんない、 憎は瞋憎しんぞうの意。 心にしたがうものには貪愛の心をいだき、 心にたがうものには瞋憎の思いをいだくこと。 ¬法事讃¼ に 「愛憎違順して岳山のごとし」、 ¬正像末和讃¼ に 「愛憎違順することは 高峰岳山にことならず」 とある。