0893◎▲真筆願文・経文・和讃

 

◎¬大ダイ无ム量リヤウ寿ジユ経キヤウ¼ニ 言、 ノタマハク

ªコノグワンハホウドニムマレテムジヤウダイネチハンニイタルベキナリº

 ▲設セチ我ガ得トク↠仏ブチ、国コク中チウ人天ニンデン、不ふ↧住ヂユ↢定ヂヤウ聚ジユ↡、必ヒチ至シ↦滅メチ度ド↥者シヤ、不フ↠取シユ↢正シヤウ覚ガク↡。

ªコノグワンニヨリテジン十パウムゲクワウニヨライトマフスナリº

 ▲設セチ我ガ得トク↠仏ブチ、光明クワウミヤウ有ウ↢能ノウ限ゲン量リヤウ↡、下至ゲシ↠不フ↠照セウ↢百ヒヤク千億センオク那由他ナユタ諸仏シヨブチ国コク↡者シヤ、不フ↠取シユ↢正シヤウ覚ガク↡。

ªコノグワンニヨリテムリヤウジユニヨライトマフスナリº

 ▲設我得↠仏、寿ジユ命ミヤウ有ウ↢能ノウ限ゲン量リヤウ↡、下ゲ至シ↢百ヒヤク千億センオク那由他ナユタ劫コフ↡者シヤ、不フ↠取シユ↢正シヤウ覚ガク↡。

◎▲設我得↠仏、十方ジフパウ衆シユ生ジヤウ、至シ↠心シム信楽シンゲウ欲ヨク↠生シヤウ↢我ガ国コク↡、乃ナイ至シ十念ジフネム。若ニヤク不フ↠生シヤウ者ジヤ、不フ↠取シユ↢正覚↡。唯除ユイヂヨ↢五ゴ逆グヰヤク誹ヒ謗ハウ正シヤウ法ボフ↡。

ªコノ0909グワンハジリキノ念仏ノモノツイニムマレシメムトナリケネムヂヤウシヤウノ⊂⊃ト⊂⊃º

◎▲設我得↠仏、十方ジフパウ衆シユ生ジヤウ、聞モン↢我ガ名ミヤウ号ガウ↡、係ケ↢念ネム我ガ国コク↡、植ジキ↢諸シヨ徳本トクホン↡、至シ↠心シム廻ヱ向カウ、欲ヨク↠生シヤウ↢我ガ国コク↡。不フ↢果遂クワスイ↡者シヤ、不フ↠取シユ↢正シヤウ覚ガク↡。

ªコノグワンハグヱンサウエコウノグワンナリ一シヤウフシヨノグワントマフスナリº

 ▲設我得↠仏、他タ方ハウ仏ブチ土ド諸シヨ菩ボ薩サチ衆シユ、来ライ↢生シヤウ我ガ国コク↡、究ク竟キヤウ必ヒチ至シ↢一イチ生シヤウ補フ処シヨ↡。

ªコノグワンハホウドニムマレテムジヤウダイネチハンニイタルベキナリº

◎▲設我得↠仏、十方ジフパウ无ム量リヤウ不可フカ思議シギ諸仏シヨブチ世セ界カイ衆シユ生ジヤウ之シ類ルイ、蒙ム↢我ガ光明クワウミヤウ↡触ソク↢其ゴ身シン↡者ジヤ、身心シンジム柔軟ニウナン超テウ↢過クワ人天ニンデン↡。若ニヤク不フ↠爾ニ者シヤ、不フ↠取シユ↢正シヤウ覚ガク↡。

 

◎¬大ダイ0910集ジフ経キヤウ¼ニ (巻九海慧品) 言、 ノタマハク

「若ニヤク欲ヨク↤証シヨウ↣得トク於オ↢仏道ブチダウ↡、応オウ↣当タウ除ヂヨ↢滅メチ疑ギ網マウ心シム↡。勤ゴム↢修シユ无ム上ジヤウ信心シンジム↡者シヤ、即能ソクノウ獲グヰヤク↣得トク於オ↢菩ボ提ダイ↡。」

 ¬涅槃ネチハン経ギヤウ¼ニ (南本巻一八梵行品) 言、 ノタマハク

「▲如来ニヨライ為ヰ↢一切ヰチサイ↡常ジヤウ作サ↢慈ジ父母ブモ↡
当タウ↠知チ諸シヨ衆シユ生ジヤウ皆カイ是ゼ如来ニヨライ子シ
世セ尊ソン大ダイ慈悲ジヒ為ヰ↠衆シユ修シユ↢苦ク行ギヤウ↡
如ニヨ↧人ニン著チヤク↢鬼魅キミ↡狂クヰヤウ乱ラン多タ↦所シヨ為ヰ↥」 文

 0911

◎

▼奈良ならに四し帝ていをへてのちに

 セウ四ダイオハシケリ

長岡ナガオカにうつりたまひけり

ホフシロノクニウツシカロノニシヲイフナリ

五ご十じふ年ねんをふるほどに

おたぎにみやこうつれりき

ヤマシロノクニイマノミヤコナリ

◎(15)

▼太たい子し手印しゆいんの御記ごきにいはく

 ミテニテシルシタマフ

有う情じやう利り益やくのためにとて

荒陵くわうりようの郷がうの東ひむがしに

寺てらを建立こんりふしたまへり

ハジメタテタマフト

◎(16)

▼四し天王てんわう寺じの法号ほふがうを

荒陵くわうりよう寺じとぞ号がうしける

荒陵くわうりようの郷がうにたつるゆへ

みてらの御みなになづけたり

◎(25)

▼宝塔ほうたう・金堂こむだうは極楽ごくらくの

東門とうもんの中心ちうしむにあひあたる

ひとたび詣けいするひとはみな

マイルナリ

往生極楽うたがはず

◎(30)0912

▼太たい子し百済はくさい国こくにましまして

仏像ぶちざう・経きやう律論りちろん蔵ざうと

法服ほふぶく・比丘尼びくにをこの朝てうに

アマナリ

ソウノコロモナリ

わたしたまひしそのときは

◎(37)

▼往わう昔じやくに夫ぶ人にんありしとき

 ムカシトイフ

釈しや迦か牟尼むに如来によらいねむごろに

¬勝しよう鬘まん経ぎやう¼ をときたまふ

その因縁いんねんのゆへなれば

◎(45)

▼百済はくさいの阿わあ佐さ太たい子し礼らいせしむ

敬きやう礼らい救世くせ大だい慈じ観くわん音おむ菩ぼ薩さち

妙教めうけう流通るづ東方とうばう日本にちぽん国こく

四し十じふ九く歳さい伝灯でんとう演説えんぜちとまふしけり

◎(54)

▼長ちやう者じや卑ひ賤せんのみとなりて

 イヤシキモノトナリ

経きやう論ろん・仏像ぶちざう興隆こうりうし

比丘びく・比丘尼びくにとむまれても

有う縁えんの有う情じやうを救く済さいせむ

タスケスクワムトナリ

◎(61)0913

▼墓む所しよを点てんじおわりにき

 タイシノミサヽギヲサダメオカセタマヒケリトナリ

われ入滅にふめちのそのゝちに

タイシノオムシルシブミヲトヾメオカセタマヒタリケルナリ

四百三十余よ歳さいに

この記き文もんは出しゆつ現げんせむ

オムシルシブミノマヽニホリイダサレタリケルナリ

◎(62)

▼仏法ぶちぽふ興隆こうりうせしめつゝ

有う情じやう利り益やくのためにとて

かの衡山かんざんよりいでゝ

この日域じちゐきにいりたまふ

コノクニナリ

◎(65)

▼有う情じやう教化けうくゑのためにとて

仏法ぶちぽふを弘ぐ興こうしたまふに

ヒロクヒロメタマフ

弓削ゆげの守もり屋やは破は賊ぞくにて

ヤブル

アダナリ

かげのごとく随従ずいじゆせり

シタガヒシタガヘリ
タイシノ御ミニソエリトナリ

◎(66)

▼物部ものゝべの弓削ゆげの守もり屋やの逆ぎやく臣しんは

ふかく邪心じやしむをおこしてぞ

寺じ塔たうを焼亡せうまうせしめつゝ

ヤキホロボス

仏ぶち経きやうを滅亡めちまう興こうぜしか

ウシナヒホロボサムトスルナリ

◎ 0914

▼厩むま屋門やどの皇わう子じとまふしけり

皇くわう后ごう御みまやに御ぎよ遊ゆありけるにそのところにしてむまれさせましますによりてむまやどの皇わう子じとまふすなり

上じやう宮ぐ太たい子しとまふすなり

つのくにわたのべの東ひむがしの楼ろうのきしのうえに宮みやありけりその御ご所しよにましますゆへに上じやう宮ぐ太たい子しとまふすなり

◎(18)

大だい日本にちぽん国こく粟散ぞくさん王わう

シヤウトクタイシヲホメタテマツルナリ

仏法ぶちぽふ弘ぐ興こうの上じやう宮ぐ皇わう

ヒロメオコシタマフトナリ

恩徳おんどくふかくひろくます

奉讃ほうさんたえずおもふべし

ホメタテマツルベシトナリ

◎

▼五十六億おく七千万

弥み勒ろく菩ぼ薩さちはとしをへむ

まことの信心しんじむうるひとは

このたびさとりをひらくべし

 

大阪府慈雲寺蔵親鸞聖人真筆(十一・十二・十三願文)。
手塚大制氏蔵親鸞聖人真筆(十八願文)。
愛知県立円寺蔵親鸞聖人真筆(二十・二十二願文)。
石川県本誓寺蔵親鸞聖人真筆(三十三願文)。
大阪府豊沢弘太良氏蔵親鸞聖人真筆(大集経文・涅槃経文)。
長野県勝楽寺蔵親鸞聖人真筆。
和歌山県光源寺蔵親鸞聖人真筆。
龍谷大学蔵親鸞聖人真筆。
東京都個人蔵親鸞聖人真筆。
大谷大学蔵親鸞聖人真筆。
山口県徳応寺蔵親鸞聖人真筆。
真宗大谷派蔵親鸞聖人真筆。
愛知県本証寺蔵親鸞聖人真筆。
奈良県個人蔵親鸞聖人真筆。
奈良県個人蔵親鸞聖人真筆。
石川県本誓寺蔵親鸞聖人真筆。
石川県本誓寺蔵親鸞聖人真筆。
奈良県個人蔵親鸞聖人真筆。
日野環氏蔵親鸞聖人真筆。
兵庫県妙光寺蔵親鸞聖人真筆。