ざいあくしょうじのぼんぶ 罪悪生死の凡夫 常に罪悪を犯し、 生しょう死じの迷いの世界に流転している凡夫のこと。 「散善義」 には 「自身は現にこれ罪悪生死の凡夫、 曠劫よりこのかたつねに没し、 つねに流転して、 出離の縁あることなしと信ず」 (信巻引文) とある。 →補註3。