とうがくのこんごうしん 等覚の金剛心 金剛心とは、 等覚菩薩が得る智慧の境地をいう。 その智慧は、 煩悩を断じ、 また、 何ものにも破壊されず、 堅固不動であるから、 金剛に喩えてこのようにいう。 「信巻」 に 「弥勒大士は等覚の金剛心を窮むるがゆゑに、 竜華三会の暁、 まさに無上覚位を極むべし」 とある。