たりきしんじんききがき 他力信心聞書 2巻。 了海の著といわれる。 他力信心について14カ条の問答を設けて論じる。 ¬還相回向聞書¼ と同じく、 知識帰命を説く書として僧樸や了祥などによって批判された。 ¬改邪がいじゃ鈔しょう¼ 第18条△における覚如の批判対象は本書であるともいわれる。