しょきにんぼう 所帰人法 安心論題の一。 浄土真宗における帰命の対象 (所帰) が南無阿弥陀仏名号 (法) であるのか、 阿弥陀仏という仏体 (人) であるのかを考察し、 帰命、 すなわち信心の対象は名体不二の名号を主とするのであり、 阿弥陀仏を信じるという表現においても、 阿弥陀仏に祈願しょうする意ではないということを明らかにする論題