ししゃ 咨嗟 讃嘆の意で、 ほめたたえること。 ¬大経¼ 第十七願文に出る語。 ¬一多文意¼ には 「咨嗟と申すは、 よろづの仏にほめられたてまつると申す御ことなり」 とある。 また親鸞は、 ¬三経往生文類¼ に 「よろづの仏にほめらるるなり」、 ¬一多文意¼ に 「ほめたてまつるとなり」 と、 それぞれ左訓を施している。 →諸仏称名の願。