しんくう 信空 (1146-1228) 法蓮房称弁のこと。 法然の門弟。 浄土宗白川門徒の祖。 藤原行隆の子と伝える。 はじめ比叡山の叡空に師事し、 その死後、 法然のもとで専修念仏に帰依し、 厚い信頼を得た。 また、 ¬御伝鈔¼ 上巻6段△によれば、 信楽両座の際に法然や親鸞らとともに信不退の座についたという。