せんしん 専信 (生没年未詳) 親鸞の門弟。 六老僧の一。 専信坊専海のこと。 下野国高田の住。 「交名きょうみょうちょう」 によれば真仏の門下。 遠江国池田 (現在の静岡県浜松市) へ移住してきょうに努めた。 延長7年 (1255) には ¬教行信証¼ を書写しており、 同年に制作された 「安城御影」 との関連が指摘されている。 ¬御消息¼ 第7通、 第34通、 第38通にその名が見える。 願照寺開基とされる。