さんぜん 散善 定善に対する語。 散心のままで、 悪を止め善を修める行のことで、 施・戒・行の三福がある。 「玄義分」 には 「散はすなはち悪を廃してもつて善を修す (散即廃悪以修善)」 (化身土巻引文) とある。 →十六観