さんりん 三輪 ❶身・口・意の三業のこと。 また菩薩衆生きょうする時に示す身・口・意のすぐれたはたらき。 輪とは衆生の煩悩を摧破して教化するという意。 身に神通をあらわす神通輪、 口に法を説く説法輪、 聞き手の心を自在に知る記心輪の三。 ❷施者・受者・施物の三。 ❸風輪・水輪・金輪の三。 須弥山世界の下にあって、 全世界をささえている。 下から風輪・水輪・金輪がある。 ❹惑・業・苦の三。 →三道