さんじゅうろくぶのしんのう 三十六部の神王 ¬潅頂経』にいう三十六部の善神。 三十六部神ともいう。 多くの鬼神を眷属とし、 三宝に帰依したものを守護するといわれる。 ¬潅頂経¼ には 「三十六部の神王、 万億恒沙の鬼神を眷属として、 相を隠し番に代りて、 三帰を受くるひとを護る」 (化身土巻引文) と説かれている。